学年別モデルケース

中1から海外大学を目指すと?MINISTUDで始める6年間のモデルケース

中学1年生がMINISTUDで英語と海外大学受験の準備を始めたら、毎日の生活・1年間のスケジュール・高3までのSATスコアの目安・面接での話し方はどう変わるのか。架空の生徒のモデルケースで具体的に紹介します。

この記事のポイント

  • 中1は「毎日20〜30分の習慣」と「英文法の完成」が目標。SATの点数はまだ追わない
  • 平日は通学中の単語と帰宅後の講義1本、週末に復習と確認テストで週3時間ほど
  • 6年間続けた場合、高3秋のSATは1350〜1450点が目安。中1のうちは英語での60秒の自己紹介が最初の到達点

この記事は、MINISTUDの機能と一般的な学習ペースをもとに編集部が作成したモデルケースです。登場する生徒は架空の人物で、実在の生徒の体験談ではありません。SATスコアや期間は目安で、成果を保証するものではありません。開始時の英語力、学習時間、受験回数によって結果は大きく変わります。有料プラン(月額または年額)を利用している前提で書いています。

「海外の大学なんて、まだ先の話」。中学1年生の保護者の方からは、よくそう伺います。たしかに出願は高3の秋なので、まだ5年以上先です。

ただ、アメリカの大学入試で使われるDigital SATは、英文を読むスピードと語彙の量がものをいう試験です。語彙と読む力は短期間では伸ばしにくく、毎日少しずつ積み上げた時間がそのまま差になります。中1から始める最大の利点は、急がなくていいことです。

この記事では、中1の4月にMINISTUDを始めた架空の生徒「ハルトさん」を例に、生活・スケジュール・SATスコア・面接がどう変わっていくかを紹介します。

ハルトさんのプロフィール(スタート時)

項目内容
学年中学1年(4月スタート)
学校公立中学校(高校受験あり)
部活卓球部(平日3日・土曜午前)
英語力小学校の英語のみ。英検は未受験
入塾テストの結果Foundation(基礎)クラス
志望まだ決まっていない。「英語で研究ができる大学に行ってみたい」
学習時間週3時間(平日20〜30分、週末に約1時間)

最初の1週間:「現在地」と「やること」がはっきりする

入塾テストでクラスが決まる

登録してまず受けるのが、学年別の入塾テストです。正答率によって、Foundation(基礎)・Intermediate(中級)・Advanced(上級)・Elite(最難関)の4クラスのどれかに分かれます。ハルトさんの結果はFoundationでした。

Foundationは「文法と語彙の土台を固める段階」です。中1の時点では、ほとんどの生徒がここから始まります。クラスは学年で決まるのではなく、テストの正答率で決まります。そのため、英語が得意な中1なら上のクラスから始めることもあります。

志望校が未定でも、計画は立つ

志望校がまだ決まっていなくても、アプリは学年とクラスから出願までの残り期間を計算し、学習計画を作ります。中1なら出願まで約6年あるので、計画はとてもゆったりしたものになります。

アプリが示す必要な勉強時間の目安(クラス×志望校の水準)は、たとえばFoundationクラスでTop 50の大学を目指す場合で約110時間です。週3時間なら1年もかからず届く量ですが、中1の場合はこれを急いで消化するのではなく、英語の基礎体力をつけながら、少し先取りしていくイメージです。

「今日のカリキュラム」を開くだけ

ホーム画面には、その日にやることが表示されます。「何をやればいいか分からない」という状態がなくなるのが、中1にとっていちばん大きな変化です。

ハルトさんの1日

平日(部活のある日)

時間すること
7:30通学のバスで単語を5分(スマホ)
16:00〜18:00部活
19:00夕食
20:30〜20:50講義を1本+確認問題(約20分)
21:00〜学校の宿題

単語は、忘れかけたころにもう一度出題される「間隔反復」のしくみで復習できます。1回5分でも、毎日続けると覚えた単語が抜けにくくなります。

週末(土曜午後か日曜)

時間すること
10:00〜10:301週間分の復習(間違えた問題だけ)
10:30〜11:00確認テスト・短いドリル

1週間で約3時間です。部活と学校の勉強を優先しながら、無理なく続けられる量です。

中1の1年間のスケジュール

時期主な内容到達の目安
4〜6月入塾テスト、文法の入門講義、毎日の単語学習習慣がつく(まず連続学習日数を伸ばす)
7〜8月(夏休み)文法講義をまとめて進める。週5時間に増やす中1の英文法をひと通り終える
9〜12月中2範囲の文法、短い英文の読解教科書レベルの英文を和訳せずに読み始める
1〜3月総復習。入塾テストをもう一度受けるFoundationの上位へ。英検4〜3級レベル

中1のゴールはSATの点数ではありません。「英文法の完成」と「毎日英語に触れる習慣」の2つです。MINISTUDの講義は中学範囲の英文法から入るため、学校の英語の授業ともぶつかりません。学校の定期テスト対策にもそのまま役立ちます。

SATスコアの目安:6年間でどう伸びるか

中1の段階で本番のSATを受ける必要はありません。アプリ内のSAT演習や模試はいつでも使えますが、中1〜中2は「SATの問題に慣れる」程度で十分です。

ハルトさんのペース(中学は週3〜5時間、高校で週6〜10時間)で続けた場合の目安は次の通りです。

時期SATの目安測り方
中1〜中2―まだ測らない。文法・語彙の確認テストで進み具合を見る
中3の冬950〜1050点アプリ内のセクション模試(R&W・Math)の換算
高1の冬1100〜1200点College Board公式の練習アプリ「Bluebook」の模試を取り込む
高2の秋〜冬1250〜1350点初めての本番受験
高3の秋1350〜1450点出願に使うスコア

SATは1600点満点で、Readingと英文法を合わせた「Reading and Writing」と「Math」が各800点です。Mathは日本の中学・高校の数学でかなりの範囲をカバーできます。そのため日本の生徒は、英語で数学の問題文を読むことに慣れれば、Mathで点を取りやすい傾向があります。

College Boardの公開資料では、公式練習の時間や模試の回数とスコアの伸びに関係があることが示されています。中1から始めると、この練習時間を高校の部活や定期テストと奪い合わずに積めるのが強みです。

面接:中1でできるようになること

海外大学の出願では、一部の大学で卒業生などとの面接があります。また、日本の大学の総合型選抜(旧AO入試)でも面接は重要です。

MINISTUDの面接練習は学年に合わせて質問が変わります。中学生向けには、日本語でも英語でもよい自己紹介や好きな教科の質問から始まります。

4月:はじめての自己紹介

「ハルトです。中1です。卓球部に入っています。英語はあまり得意ではないですが、がんばりたいと思います。」

アプリのフィードバックでは、「がんばりたいと思います」のような誰でも言える決まり文句は評価が下がります。代わりに、具体的な場面や数字を入れるよう促されます。

翌年3月:60秒の英語での自己紹介

"I'm Haruto, a first-year junior high student. I play table tennis three days a week. This year I learned about 600 English words, a little every day on the bus. My favorite subject is science, because I like finding out why things happen. Last month I tried to explain a simple experiment in English, and it was harder than I expected. Next year I want to read a short science article in English by myself."

まだ短く、文法もシンプルです。それでも「毎日バスで」「600語」「先月うまくいかなかったこと」と、自分にしか言えない具体的な話になっています。高3の面接で評価されるのも、根っこは同じ力です。

保護者の方から見えること

保護者用の画面(保護者ポータル)では、お子さまの学習状況を確認できます。

  • 学習時間:講義・単語・SAT演習・復習などの種類別に、週ごと・月ごとに見られます
  • 週次・月次レポート:その週や月に何をどれだけやったかがまとまります
  • 進み具合:受けた講義や確認テストの結果

中1の時期は、点数よりも「続いているか」を見るのがおすすめです。レポートで学習時間が週に3時間前後あれば順調です。声をかけるなら「何点だった?」より「今週はどんな講義を見たの?」のほうが続きやすくなります。

中1から始めるメリットと注意点

メリット

  • 高校の部活や定期テストが忙しくなる前に、英文法と語彙の土台ができる
  • 志望校を決めるまでの時間を、英語力という「選択肢を増やす力」に投資できる
  • SATを高2で初受験しても、高3までに何度も受け直す余裕がある

注意点

  • 量を増やしすぎると続かないため、中1は週3時間前後で十分です
  • 高校受験がある場合、中3の後半は受験勉強を優先して構いません。英語の力は高校受験にもそのまま役立ちます
  • 志望校の要件(SATが必須か任意か、など)は年度ごとに変わります。高校生になったら必ず公式情報を確認しましょう

まとめ

  • 中1のゴールは「英文法の完成」と「毎日英語に触れる習慣」。SATの点数はまだ追わない
  • 平日20〜30分+週末1時間、週3時間ほどのペースで十分に間に合う
  • 6年間続けた場合、高3秋のSATは1350〜1450点が目安。ただし個人差は大きい
  • 面接の力は「具体的に話す」練習の積み重ね。中1の60秒自己紹介がその第一歩

料金は料金・プランのページをご覧ください。ほかの学年のモデルケースは学年別モデルケースにまとめています。