学年別モデルケース

中2から海外大学受験の準備を始めたら?生活とSATの伸び方モデルケース

中学2年生がMINISTUDで海外大学受験の準備を始めると、部活と両立した1日の過ごし方、中2〜高3のスケジュール、SATスコアの目安、面接での話し方はどう変わるのか。架空の生徒のモデルケースで紹介します。

この記事のポイント

  • 中2は「読む量を増やす」学年。文法の総仕上げと、英文を和訳せずに読む練習を始める
  • 週4時間ほど。部活のある平日は25分、週末にまとめて復習とSATの入門
  • 5年間続けた場合、高3秋のSATは1350〜1450点が目安。中2の終わりには、英語で「理由」をつけて話せるようになる

この記事は、MINISTUDの機能と一般的な学習ペースをもとに編集部が作成したモデルケースです。登場する生徒は架空の人物で、実在の生徒の体験談ではありません。SATスコアや期間は目安で、成果を保証するものではありません。開始時の英語力、学習時間、受験回数によって結果は大きく変わります。有料プラン(月額または年額)を利用している前提で書いています。

中学2年生は、部活の中心になり、学校の勉強も一段と難しくなる学年です。「今から海外大学の準備をする余裕なんてない」と感じるご家庭も多いと思います。

それでも中2は、海外大学受験の準備を始めるのにとても良い時期です。中1で習った英文法がひと通りそろい始め、「文法を覚える」から「英文を読む」へ移れるタイミングだからです。

この記事では、中2の4月にMINISTUDを始めた架空の生徒「ミサキさん」を例に、生活・スケジュール・SATスコア・面接がどう変わっていくかを紹介します。

ミサキさんのプロフィール(スタート時)

項目内容
学年中学2年(4月スタート)
学校私立中高一貫校
部活吹奏楽部(平日4日・土日どちらか)
英語力英検4級。学校の英語は得意なほう
入塾テストの結果Foundation(基礎)クラスの上位
志望「アメリカの大学で心理学を学んでみたい」
学習時間週4時間(平日25分×4日、週末に約2時間)

最初の1週間:やることが毎日決まっている安心感

入塾テストと志望の設定

学年別の入塾テストの結果は、Foundationクラスの上位でした。Foundationは「文法と語彙の土台を固める段階」で、正答率が0〜39%の場合に入るクラスです。ミサキさんは学校の英語が得意でしたが、SATで出てくるような学術的な英文や語彙はまだ初めてです。

志望の欄には「心理学」「アメリカ」を設定しました。大学名が決まっていなくても、アプリは学年とクラスから計画を立てます。

必要な勉強時間が見える

アプリでは、クラスと志望校の水準から、必要な勉強時間の目安を確認できます。FoundationクラスからTop 50の大学を目指す場合は約110時間、Top 20なら約140時間が目安です。中2なら出願まで約5年あるため、週4時間でも十分に余裕があります。

「やるべき量」が数字で見えると、本人も保護者の方も焦らずに済みます。

ミサキさんの1日

平日(部活のある日)

時間すること
7:10電車で単語を10分(スマホ)
16:00〜18:30部活
19:30夕食
21:00〜21:25講義を1本+確認問題
21:30〜学校の課題

週末

時間すること
9:30〜10:301週間の復習。間違えた問題だけを解き直す
10:30〜11:30短い英文の読解、SAT入門の講義(月2回ほど)

吹奏楽部はコンクール前に忙しくなります。そういう週は単語だけに絞っても構いません。「ゼロの日を作らない」ことを優先すると、長く続きます。

中2の1年間のスケジュール

時期主な内容到達の目安
4〜6月中学英文法の総仕上げ、毎日の単語中2範囲までの文法がそろう
7〜8月(夏休み)週6時間に増やす。短い英文を毎日1本読む和訳せずに英文を読む練習を始める
9〜12月Digital SATの入門講義、R&Wの短い問題SATの問題形式に慣れる
1〜3月入塾テストを受け直す。苦手分野を集中して復習Intermediate(中級)クラスが見えてくる。英検3級〜準2級レベル

中2のテーマは「読む量を増やすこと」です。SATの「Reading and Writing」は、短い英文を読んで1問ずつ答える形式です。1題あたりの英文は短いので、中学生でも少しずつ取り組めます。

SATスコアの目安:5年間でどう伸びるか

時期SATの目安測り方
中2―確認テストと入塾テストの受け直しで進み具合を見る
中3の冬950〜1050点アプリ内のセクション模試(R&W・Math)の換算
高1の冬1100〜1200点College Board公式の練習アプリ「Bluebook」の模試を取り込む
高2の冬1250〜1350点初めての本番受験
高3の秋1350〜1450点出願に使うスコア

Mathは、日本の中学・高校の数学でかなりの範囲をカバーできます。ミサキさんのように数学が苦手でない生徒なら、高1のうちにMathで650点以上を取ることも十分に狙えます。課題になるのは、英語で書かれた問題文を正確に読むことです。

アプリ内の模試で弱い分野が分かると、次の学習計画にそのまま反映されます。

面接:中2でできるようになること

4月:好きな教科について

アプリの質問:「好きな教科を一つ。なぜ面白いか、具体的な授業や問題で話してください。」

「好きな教科は音楽です。楽しいからです。部活も吹奏楽部です。」

フィードバックでは、「楽しいから」で終わらず、何が面白いのかを1つの出来事で話すよう促されます。

翌年3月:英語で「理由」を話す

"My favorite subject is science, especially biology. Last fall, we learned how our brains remember things. I was surprised that sleeping after studying helps memory. So I tried it for my English vocabulary: I studied 20 words before bed and checked them the next morning. My score went up from 12 to 17. Now I want to learn more about psychology, because I want to know why people remember some things and forget others."

「なぜ好きか」を、実際に自分で試したこと(寝る前に20語、12問→17問)で説明しています。アメリカの大学が面接やエッセイで見たいのは、まさにこういう「自分で考えて動いた経験」です。中2のうちからこの話し方に慣れておくと、高校での活動の選び方も変わってきます。

保護者の方から見えること

保護者ポータルでは、次のことを確認できます。

  • 種類別の学習時間(講義・単語・SAT演習・復習など)を、週ごと・月ごとに
  • 週次・月次レポート(その期間に何をどれだけやったか)
  • 確認テストや入塾テストの結果

中2は反抗期と重なることもあり、勉強について直接聞きにくい時期です。レポートを見れば、本人に細かく聞かなくても様子が分かります。数字がたまったタイミングで「続いてるね」と一言かけるくらいがちょうど良い距離感です。

中2から始めるメリットと注意点

メリット

  • 中1の文法が終わったタイミングで、「読む力」の練習に移れる
  • 高1〜高2で部活や活動が忙しくなる前に、SATの基礎ができる
  • 中高一貫校なら高校受験がないため、中3も計画的に積み上げられる

注意点

  • 部活の繁忙期は量を減らして、ゼロの日を作らないことを優先する
  • 英検などほかの資格と並行する場合は、学ぶ内容が重なるので学習時間を二重に計上しない
  • 出願要件は大学・年度で変わるため、高校生になったら志望校の公式情報を確認する

まとめ

  • 中2のテーマは「読む量を増やす」こと。文法の総仕上げと、和訳しない読解を始める
  • 週4時間ほど。部活の日は25分、週末にまとめて復習
  • 5年間続けた場合、高3秋のSATは1350〜1450点が目安(個人差は大きい)
  • 面接では「理由」を自分の経験で話す力が、中2のうちから育つ

料金は料金・プランのページをご覧ください。ほかの学年のモデルケースは学年別モデルケースにまとめています。