学年別モデルケース

中3・高校受験と両立して海外大学を目指す|MINISTUDのモデルケース

高校受験を控えた中学3年生が、MINISTUDで海外大学受験の準備を並行したら、生活やスケジュールはどうなるのか。受験期の調整、高3までのSATスコアの目安、面接での話し方を、架空の生徒のモデルケースで紹介します。

この記事のポイント

  • 高校受験の年でも、英語の学習は受験勉強とほぼ重なる。秋以降は量を減らして受験を優先してよい
  • 春〜夏は週5時間、秋は週2時間に減らし、合格後の2〜3月で一気にSATの入門へ
  • 4年間続けた場合、高3秋のSATは1350〜1450点が目安。中3の終わりには、英語で自分の考えを1分間話せるようになる

この記事は、MINISTUDの機能と一般的な学習ペースをもとに編集部が作成したモデルケースです。登場する生徒は架空の人物で、実在の生徒の体験談ではありません。SATスコアや期間は目安で、成果を保証するものではありません。開始時の英語力、学習時間、受験回数によって結果は大きく変わります。有料プラン(月額または年額)を利用している前提で書いています。

「高校受験があるのに、海外大学の準備まで手が回るの?」。中学3年生のご家庭から、いちばん多くいただく質問です。

結論からいうと、中3の英語学習は高校受験の勉強とほとんど重なります。英文法・語彙・長文読解は、高校入試でも海外大学受験でも土台になる力です。大切なのは、時期によって量をはっきり切り替えることです。

この記事では、中3の4月にMINISTUDを始めた架空の生徒「ユウトさん」を例に、受験と両立しながら生活・スケジュール・SATスコア・面接がどう変わっていくかを紹介します。

ユウトさんのプロフィール(スタート時)

項目内容
学年中学3年(4月スタート)
学校公立中学校。公立高校を受験予定
部活サッカー部(7月の大会で引退)
英語力英検3級。学校の英語は5段階で4
入塾テストの結果Intermediate(中級)クラスの下位
志望「海外でエンジニアリングを学びたい」。大学名は未定
学習時間週5時間(春〜夏)、週2時間(秋〜受験)、週6時間(合格後)

最初の1週間:受験と並行する計画を作る

入塾テストはIntermediate

入塾テストの結果はIntermediateクラスでした。Intermediateは「まとまった英文が読める段階。学術語彙と複文を強化する」クラスです。中3でここから始められるのは、学校の英語をしっかり積み上げてきた証拠です。

志望を入れると、必要な時間が出る

志望に「エンジニアリング」「アメリカ」を入れました。アプリでは、IntermediateクラスからTop 50の大学を目指す場合、必要な勉強時間の目安は約84時間です。中3なら出願まで約4年あるため、受験期に量を減らしても十分に間に合います。

ユウトさんの1日

春〜夏(部活引退まで)

時間すること
7:20通学中に単語を10分
16:00〜18:30部活
21:00〜21:40講義を1本+確認問題(文法・長文)
21:40〜学校の課題・受験勉強

秋〜受験(9〜2月)

時間すること
毎朝単語だけ10分(間隔反復で忘れかけた語を復習)
週末受験勉強が中心。MINISTUDは長文読解を週1回だけ

秋以降は、MINISTUDの量をはっきり減らして高校受験を優先します。単語の復習だけは続けておくと、合格後にすぐ戻れます。アプリの学習計画は、週あたりの学習時間を変えると組み直されるので、「計画が崩れた」と焦る必要はありません。

合格後(3月)

高校入学までの春休みは、海外大学受験の準備を一気に進める絶好のチャンスです。週6時間ほどに増やして、Digital SATの入門講義に入ります。

中3の1年間のスケジュール

時期主な内容到達の目安
4〜7月中学英文法の総仕上げ、長文読解、単語高校入試レベルの長文を読み切れる
8月(夏休み)週7時間。受験向けの長文とSAT形式の短文読解を並行入試の英語で安定して高得点
9〜2月受験優先。単語は毎朝10分だけ続ける語彙を落とさない
3月(合格後)Digital SAT入門、アプリ内のSAT模試を初めて受けるSATの全体像がつかめる

SATスコアの目安:4年間でどう伸びるか

時期SATの目安測り方
中3の3月950〜1050点アプリ内のセクション模試(R&W・Math)の換算
高1の冬1100〜1200点College Board公式の練習アプリ「Bluebook」の模試を取り込む
高2の冬1250〜1350点初めての本番受験
高3の秋1350〜1450点出願に使うスコア

エンジニアリングを目指すユウトさんは、Mathが武器になります。日本の高校数学(数学I・A・II・Bの一部)を学べば、SATのMathはかなりの範囲をカバーできます。高1のうちにMathで700点前後を目指し、残りの時間をR&Wに集中させるのが効率のよい作戦です。

なお、アプリが示すスコアの見込みは、College Boardの観察研究(練習時間や模試の回数とスコアの伸びの関係)をもとにした計画用の幅です。予測や保証ではありません。

面接:中3でできるようになること

高校入試の面接と、海外大学の面接で求められることは似ています。どちらも「自分の経験を具体的に話せるか」が見られます。

4月:自己紹介

「ユウトです。サッカー部でキャプテンをしています。コミュニケーション能力を生かして、チームをまとめてきました。」

アプリのフィードバックでは、「コミュニケーション能力」のような決まり文句は評価が下がります。肩書き(キャプテン)を外して、実際に何をしたかを話すよう促されます。

翌年3月:英語で1分間

"I'm Yuto. I played soccer for three years. In my second year, our team lost five games in a row. I started recording our practice on my phone and found that we lost the ball most often in the first ten minutes. We changed our warm-up, and we won three of the next four games. I liked solving that problem with data. That's why I want to study engineering: I want to use numbers to fix real problems."

「キャプテンとしてまとめた」ではなく、「5連敗→スマホで記録→最初の10分に課題→練習を変えて4試合で3勝」と、行動と結果を数字で語っています。この話はそのまま高校入試の面接にも使えます。

保護者の方から見えること

保護者ポータルでは、学習時間(種類別)、週次・月次レポート、テスト結果を確認できます。

受験期は特に、「今週は単語を毎日やれている」ことが分かるだけで安心材料になります。秋以降に学習時間が減るのは計画通りなので、心配はいりません。逆に、合格後の3月に時間が戻ってきているかは見ておきたいポイントです。

中3から始めるメリットと注意点

メリット

  • 英語の学習が高校受験の対策とほぼ重なるため、ムダがない
  • 合格後の春休みを、SATのスタートダッシュに使える
  • 高校入学時点で「海外大学に必要なこと」が分かっているので、高校での部活・活動・成績の意識が変わる

注意点

  • 秋以降は高校受験を優先する。量を減らしても計画は組み直せる
  • 内申点(学校の成績)は、海外大学の出願で求められる高校の成績(GPA)とは別物。ただし、高校に入ってからの成績は高1から出願で見られるので、高1の定期テストを大切に
  • 志望校の要件は年度で変わるため、公式情報を確認する

まとめ

  • 中3の英語学習は、高校受験とほぼ重なる。秋以降は受験を優先してよい
  • 春〜夏は週5時間、秋は単語だけ、合格後に一気にSATの入門へ
  • 4年間続けた場合、高3秋のSATは1350〜1450点が目安(個人差は大きい)
  • 面接で「肩書きでなく行動と数字で話す」力は、高校入試にもそのまま役立つ

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