今までの英語学習とは大きく異なる3つの要素
多くの塾では、文章問題はニュース記事などを読ませて練習させますが、我々ミニスタッドは文学を用います。 文学に含まれる社会背景、文化、人物の心理面などを読解していくためです。
AIを用いた確認テストで弱点克服と復習を最短で行います。従来のアダプティブラーニングと異なり、 ほぼ無限に近い問題を生成・テスト・復習することができるようになります。
文学に正解はありません。筆者の気持ちなど誰も本当のことは分かりません。 いくつもの正解があります。ただし正解に辿り着く方法には、正解があります。
まず講義をする段階でChatGPTは使いません。ミニスタッドが用意した教材を講義中に解いてもらいます。 その中で確認テストを毎回の講義で行います。その結果に合わせて、生徒1人1人がChatGPTから宿題が出されます。
講義内のテスト結果により、宿題が異なります。またその宿題を解いたのちに、先週と今週で 自分が、どのような分野や思考法が苦手だったか可視化されることになります。 そして可視化された内容が講師、生徒、生徒の親御様に共有されていきます。
今までの教育において最大の欠点は、個別化講義ができていない点と、進捗具合が不明な点にあると思っています。 講師も生徒が理解できていない事を把握できず、それを週に1度の模擬テストでしか把握できていません。 またその模擬テストでも順位が出るだけであって、実際に合格するまでに何が必要かも分からないままです。 そのようなケースでChatGPTは大きく利用することができると考えています。
どのようにミニスタッドの講義が生まれたか
グラスゴー大学は550年の歴史を持つイギリスの大学です。その中でも文学部は世界で最もレベルが高いです。 ミニスタッドの代表講師は、グラスゴー大で文学部を学びました。彼はその中で英語教育を文学という視点から紐解きました。
ChatGPTに限らず、AIが何をしているかを理解することが大事です。まずAIを作るのに必要なのは大量のデータからの訓練が必須です。 この訓練ですが、大きく間違った回答を出したら、大きな修正を加える。本質的ではない問題を理解できずに、その思考から抜け出せない場合は、その問題をスキップさせる。 このような訓練方法は、人間の訓練と同じです。このような方法でミニスタッドは生徒に問題を出していき、総合的な理解を深めます。
上記二つの内容を掛け合わせると、ミニスタッドでは「正しい答えのない分野に対して、正しいアプローチで答えを出しているか?」というのを徹底しています。 例えば、夏目漱石の「こころ」を読んだところで、誰も夏目漱石の気持ちはわかりません。しかし、夏目漱石の気持ちを理解するための方法は正しいかどうかは 非常に重要なポイントです。
我々は、生徒が正しく問題にアプローチできているかを常にチェックしています。例えば英語の文章問題を解く場合、選択肢を間違った原因を考える必要があります。 文章を理解できていないのか、選択肢を理解できていないのか、英単語は全部わかるのに文法が分からないのか、英単語も文法もわかるのに考え方が理解できていないのか。 このように間違い一つで様々な要因が挙げられます。この要因を理解しないまま「単語が分からないから間違えたんだ」と片付けてしまうことが英語学習では多いです。
非効率的に時間をかけて多くの問題を解く必要はありません。文章問題の場合は、10問解けば、その子の理解度と必要な講義内容が把握できます。